
小麦アレルギーを持つ家族の食事づくりで見落としがちなのが
「調味料の小麦成分」だと思います。
実は、しょうゆやみそ、ドレッシングなど、
多くの市販調味料には小麦が含まれていることがあるのを
ご存知でしょうか?
私は恥ずかしい話ですが、
当初全く知りませんでした。
知らずに使うとアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
毎日の食事を安心して楽しむためには、
グルテンフリーの調味料選びが欠かせません。
この記事では、
私が実際に購入して使用している
小麦アレルギーでも安心して使える市販の
グルテンフリー調味料と選び方のポイントをご紹介しますね。
良ければ是非参考にしてみてくださいね。
今日から安全でおいしい食卓を手に入れましょう。
小麦アレルギーにとって危険な調味料とは
小麦アレルギーのある方は、
食品だけでなく調味料にも細心の注意が必要です。
知れば知るほど悲しいかな
殆どの調味料に小麦が入っています。
意外と多い「小麦入り調味料」
しょうゆ、みそ、ウスターソース、ポン酢、ドレッシング、ルウなどには、
小麦が含まれていることが少なくありません。
最初は私も全く知らなかったので、
本当に戸惑いました。
例えば、一般的なしょうゆは「大豆・小麦・塩」で作られており、
発酵の過程で小麦由来のグルテンが残ってしまうことがあります。
また、カレールウやシチューの素にはとろみをつけるために
小麦粉が使われるのが一般的です。
「これにも入っているのか~」って感じですよね...
グルテンとアレルゲン表示の落とし穴
パッケージに「グルテンフリー」や
「小麦不使用」と書かれていない場合は、
たとえ成分表示に「小麦」と書かれていなくても、
製造過程で混入している可能性があります。
アレルギー症状は少量でも起こることがあるため、
完全に小麦を排除することが求められます。
確かに個人差はかなりあると思いますが
わたしは完全排除をめさしています。
小麦アレルギーの家族に安心なグルテンフリー調味料
市販でも手に入るグルテンフリー調味料が増えており、
安全な選択肢が広がっているのも事実です。
もっと増えてくれると嬉しいですし、
増えてくれると信じています。
各社メーカーさん是非よろしくお願いします(笑)
グルテンフリーしょうゆ
小麦を一切使用せず、
大豆と塩のみで作られた「グルテンフリーしょうゆ」は、
通常のしょうゆと変わらないコクと旨みがあります。
刺身、煮物、炒め物にも万能に使え、
味の妥協をせずにアレルギー対応が可能です。
色んなグルテンフリーの醬油がありますが、
こちらも是非一度、
試して頂きたいお醬油ですね。

小麦不使用の味噌
味噌も小麦が使われる場合があるため、
「米味噌」や「豆味噌」など小麦を含まない種類を選びましょう。
最近では「グルテンフリー味噌」
として販売されているものもあり、
だし入りや無添加のタイプも豊富です。
我が家ではこちらを使うことが多いですね。

小麦なしの万能調味料・ソース
ポン酢やドレッシング、ケチャップ、焼き肉のたれなども、
小麦不使用タイプがあります。
特に「アレルゲン対応調味料」として開発されている製品は、
製造ラインまで分かれているため、
安心度が高いのが特徴です。
市販でも手に入りやすく、まとめ買いもおすすめです。
今は本当に便利です。
小麦アレルギーや、
グルテンフリーを目指している人には
強い味方です。
最初は探すのが面倒に感じていましたが、
いまではこまめにサイトをチェックするのも
楽しみになりましたね。

家族みんなが使える調味料を選ぶメリット
グルテンフリー調味料は、
小麦アレルギーのある人だけでなく、
家族全体での健康管理にも役立ちます。
小麦アレルギーはもちろん悲しいですが
悪いことばかりじゃないとは
思いませんか?
少なくとも私は
そう思うようになりました。
「うっかり誤食」を防げる
家庭内で調味料が混在していると、
うっかり小麦入りを使ってしまう可能性があります。
私も何度か失敗しました。
多分一度も失敗していない人は
いないじゃないでしょうか...
グルテンフリーに統一することで、
誰が料理しても安心できる環境が整うと
思います。
消化にやさしく健康的
小麦を含まない調味料は消化にやさしく、
腸内環境の改善にもつながると言われています。
アレルギーがない家族にとっても、
体にやさしい食生活を実現する一歩になると思うので
あまり悲観せずに取り組みましょうね。
調味料の選び方と注意点
小麦アレルギー対応の調味料を選ぶ際には、
次の点に注意しましょう。
原材料のチェックは必須
まずは必ずパッケージの原材料表示を確認しましょう。
これはもう絶対です‼
「小麦」「グルテン」の記載がないことは大前提ですが、
「アミノ酸液」や「でんぷん」など、
曖昧な表示がある場合はメーカーに問い合わせるよに
しましょう。
手間かも知れませんが、
家族のためです。
もし問い合わせが面倒で確認できない場合は
残念ながらその商品は一旦諦めましょう。
それぐらいの徹底ぶりが必要だと思います。
「グルテンフリー認証マーク」の有無
海外製品や一部の国内商品には「グルテンフリー認証マーク」
が付いているものもあります。
このマークがある商品は、
厳密な基準のもとで製造されており、
アレルゲン混入のリスクが極めて低いです。
保存方法や賞味期限にも注意
グルテンフリー調味料は防腐剤が少ない分、
開封後の劣化が早いとかんじます。
保存方法を守り、
早めに使い切るようにしましょう。
我が家の実体験と安心感
我が家では子どもが小麦アレルギーと診断されて以来、
調味料も徐々にグルテンフリーに切り替えました。
最初は「味が薄くなるのでは?」
と不安でしたが、
実際は市販のグルテンフリー調味料も十分美味しく、
むしろ素材の味が引き立つように感じました。
今では家族全員で安心して同じ料理を楽しめています。
今あなたができること
小麦アレルギーのある家族を守るために、
今すぐ調味料棚を見直してみましょう。
意外な商品に小麦が含まれていることに気づくはずです。
そして、グルテンフリー調味料に切り替えることで、
家族みんなが安心して食卓を囲める環境を整えられます。
一気に切り替えるのは理想ですが、
ストレスにもなりますし大変なので、
少しずつ揃えていきましょう。
まとめ
小麦アレルギーは目に見えないリスクを日常の中に潜ませていますが、
正しい知識と製品選びでその不安は軽減できます。
グルテンフリー調味料は市販でも手軽に手に入り、
味の妥協なく安全な食生活を支えてくれます。
アレルギー対応は「我慢」ではなく、
「選択」の時代。あなたの家庭に合った安全な選択を、
今日から始めてみませんか?
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